スプリンターズS 見解

 

ついに秋のG1が始まります!

ということで本当に久しぶりに見解を書いていこうと思います笑

 

今回のスプリンターズSは中山1200なので、いくら平地でいいタイムで勝っている馬でも中山の坂で止まってしまうなんてことはよくあります

過去に中山を何度も経験していれば適正がわかるのですが、そうでない馬も結構いますね...

ということでやはり中山巧者や坂に対応できる血統の馬から狙っていくべきだと思います

そこで一つ注意したいのは、以前のスプリンターズSは坂に強いミスプロ系が多く来ていたのですが、中山が改修されて以降サンデー系も比較的来やすくなったようです、改修前は中山1200(平場も含めて)はサクラバクシンオー産駒が2012,2013年とリーディングトップでしたが、改修後は2015,2016年ともにダイワメジャー産駒がトップに変わりました、

 

こういったデータも含めて一頭ずつ見ていきます

 

1枠1番ビッグアーサー

スプリンターズSの一番人気は複勝率が高いので、軸としては持ってこいですね、ただ勝ちきれるかどうかは、前走のセントウルSのかかり具合を見ると不安ですね、まあでも圏内と考えていいでしょう、軸です

 

1枠2番ブランボヌール

先ほどサンデー系が来やすくなったとはいったものの、ディープインパクト産駒はどうなんでしょうか、母父がサクラバクシンオーなので短距離に路線変更は良かったと思いますが、ただ中山の坂は厳しいかと思います、基本切りです、ただ鞍上武豊騎手が土曜4勝していて怖いので、パドックを見てヒモで拾うかもしれません笑

 

2枠3番ティーハーフ

父系がミスプロで血統的にはいいのですが、実力的には厳しそうですね、ただ人気薄の池添騎手なのでこちらもパッドク次第でヒモでおさえるかもですが基本切りです

 

2枠4番ソルヴェイグ

近年の中山1200のトレンドのダイワメジャー産駒で、母父ジャングルポケットなのでパワーもあると思いますから中山は問題ないでしょう、なんといっても調教が抜群にいいので、頭でくることも想定しておいて良さそうです

 

3枠5番シュウジ

サンデー系のキンシャサノキセキ産駒で母父がミスプロ系のキングマンボ、血統的には問題ないと思いますが、今回ビッグアーサーは逃げないと言っているので、もしシュウジが逃げるとマークされるのは間違いありません、2,3着づけが懸命かと思います

 

3枠6番ベルカント

サクラバクシンオー産駒ですがミスプロが入っていないので坂の中山はイマイチかと、最近の実力的にも弱くはないと思いますが、ここにきて蛯名騎手が初騎乗なので基本切っていいかと

 

4枠7番スノードラゴン

この馬は中山を過去12走して馬券を外したのはたった一度だけという驚異の中山巧者で、前走セントウルSでもビッグアーサーと0.3秒差でした、これはおさえ必須ですね、また2走前のCBC賞を見てみると、最後の直線で包まれてにもかかわらず上がり3ハロンをレッドファルクスに続く2位の脚を使えているので、得意な中山でしたら一発もあるかもわかりません、鞍上は川田騎手から大野騎手に乗り替わりですが、大野騎手はこの馬に乗り慣れているのでむしろプラスくらいではないかと思います

 

4枠8番サクラゴスペル

この馬も中山を過去6走して一度しか馬券を外したことがなく、去年スプリンターズSでは人気薄で激走しましたね、今年も全然人気していないのでヒモとして拾うべき一頭です

 

5枠9番サトノルパン

ディープインパクト産駒で母父がノーザン系なので中山適性はないでしょう、実力的にもここは切りです

 

5枠10番レッドアリオン

サンデー系の父系と母父がノーザン系、マイルから路線変更してきてここが短距離二戦目、切っていいでしょう、ただ前走の内容が良かったので余裕があるならヒモでおさえてもいいかもしれません

 

6枠11番ダンスディレクター

父がミスプロ産駒で母父がサンデーサイレンス、中山は初挑戦ですが適性はあるでしょう、安定して上がりの脚が使えてなおかつ前目で折り合える、浜中騎手も継続騎乗なので条件はバッチリです、またなんと言っても浜中騎手がミッキーアイルダンスディレクターでこっちを選んだとのことですので、そういうことでしょう笑、1着もあるかと期待しています

 

6枠12番レッツゴードンキ

ミスプロ系であるキングカメハメハ産駒で母父がサンデー系なので走ってもおかしくはないのですが、今年の重賞の岩田騎手は積極的には買えません、点数が多くなるようなら切りたいですが、毎年牝馬の成績がいいので一応ヒモで

 

7枠13番レッドファルクス

中山は未勝利で一度だけ走り9着ですが父系ミスプロ母父サンデー系なので坂は平気だと思います、ただそれよりも圧倒的に左回り巧者の馬なので、右回りの今回はどうなんでしょうか、また追い込み一気の競馬しかできなく、なおかつ休み明け初戦、これらを考えるとデムーロ人気しすぎなのかなとは思います、でも力はある馬なのでうまくハマれば頭もありそうなので買うべきでしょう

 

7枠14番ウリウリ

言わずとしれた今年のダービー馬マカヒキのお姉さんですね、ディープインパクト産駒母父ノーザン系で血統的にも最近の戦績からも買える要素はありません、ただ戸崎騎手なので笑、当日のパドックを見てヒモで拾うかもしれません

 

8枠15番ミッキーアイル

強い馬だとは思いますがディープインパクト産駒というのがひっかかります、中山が改修されサンデー系が走るようになったとはいえ去年のスプリンターズSではミッキーアイル、ウリウリ、レッドオーヴァルディープインパクト産駒は全滅でした、長期休暇明けで先行馬が大外枠、調教もイマイチでしたので正直買えないです、ここは思い切って切ります

 

8枠16番ネロ

中山での戦績はかなりいい馬です、というよりも主に中山と新潟でしか買えないくらい他では走らない馬です、先行馬で大外枠は多少不利ですが、それにしても調教がかなり動いていたのでここにきて本格化したかもしれません、ネロが頭できても納得はできてしまうので頭でくることも考えた方がいいかもしれません

 

長くなってしまいましたが、簡単にまとめると、基本はビッグアーサーが圏外に飛ぶということはないかなとは思ってます、そしてもしビッグアーサーが負けて2,3着になるとしたらその時の1着は、ソルヴェイグダンスディレクタースノードラゴン、レッドファルクス、ネロあたりかなと思います

 

買い目は当日アップしたいと思います

 

では!

 

 

 

 

中京記念 回顧

 

先週の中京記念は残念ながら外してしまいました

 

自分は結局ダッシングブレイズ2着固定の3連単と、抑える馬の中からダッシングブレイズを抜いた9頭をタガノエスプレッソ軸で馬連で流しました

 

結果は以下のようになりました

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ガリバルディ、ピークトラムは血統的に抑えてはいましたが、ケントオーは完全にノーマークでした、

前日から絶好調だった福永騎手は完全に中京の馬場を把握していたのでしょう、またガリバルディ自身も鞍上が福永騎手の時は一度も馬券を外したことがなかったので、もっと評価を上げてもよかったのかもしれません

そしてピークトラムはキングカメハメハ産駒らしい粘り込みの競馬でしたね、やはり中京の荒れた馬場ではキングカメハメハ産駒はこれからもきそうです

最後にケントオーなのですが、今までのレースを見ると内枠に入った時(特に1,2枠)の方が圧倒的に成績がよかったので、6枠の今回はいらないかなと思い切ってしまいました...、ですがやはり米子ステークス4馬身差での1着は底力がありましたね、恐れ入りました

 

ということで改めて夏競馬の難しさを再認識した中京記念でした

 

中京記念 見解その2

 

今週は中京記念ですね、毎年大波乱が起きるレースなので当たったらラッキーといった感じで気楽にいくことにしました笑

 

まず普通に考えれば、実力的にダッシングブレイズが抜けているような気がします

なので普通のレースであればダッシングブレイズの三連単軸一頭マルチでいいとは思うのですが...なんといってもとにかく人気馬がこないのが中京記念、今回は人気に左右されず手広くいきましょう!

 

まず人気馬がこないというのは、おそらく過去のレース結果はあまり関係なく、夏の中京のマイルという条件の適正がある馬はくるし、ない馬は過去の結果がよくてもこない、なので数少ない適正のある馬がリピートして好走するレースでもあるんじゃないかなと思います、前走、前々走などの結果はあまり参考にならないと思って予想した方が良さそうです

 

まず抑えたいのは昨年の中京記念の上位馬であるスマートオリオン、アルマディヴァン、ダローネガ、カオスモスですね、昨年好走したということは中京適正はあると思うのでこの4頭は切らない方がいいでしょう、また昨年は6着まですべてクビ差という団子決着だったのでこの4頭の実力差はほぼないと見ていいでしょう

 

次に血統に注目すると、過去の中京記念ではトニービンの血が含まれている馬の好走がかなり多いです、トニービンを持っているタガノの二頭とカレンケカリーナも抑えましょう、そして中京マイルを産駒別に見てみるとチチカステナンゴ産駒、ディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒の成績がいいので、ピークトラム、ガリバルディ、ダノンリバティの3頭もも抑えましょう

 

そしてダッシングブレイズです...過去の結果は参考にならないと言ったものの、中京記念は逃げ先行馬よりも圧倒的に差し追い込み馬の成績がいいレースです、過去12走して1度を除いてすべてのレースで上がり3ハロンのタイムが3位以内というダッシングブレイズの末脚は無視できません、抑えるべきです

 

中京記念が1600mになったのが4年前からなので、データが少なく本当に予想しづらいのですが、抑えるべきなのはこの辺まででいいかと思います

 

スマートオリオン

アルマディヴァン

ダローネガ

カオスモス

タガノエスプレッソ

タガノエトワール

ピークトラム

ガリバルディ

ダノンリバティ

ダッシングブレイズ

 

おそらく鍵となるのはダッシングブレイズです、今回追い切りが好調の時ほど動いていない、エンジンがかかるのが遅い馬だがおそらくかなり後ろからの競馬をするということ考えると、もしかしたら直線で届かないことも考えられます、中京マイルで一度2着に来ていますがタイムが1.36.3で、高速馬場化が進んでいる中京の昨年の1着の走破タイムの1.33.4と比べるとやはり不安ですね

とは言っても持っているものは素晴らしいですし、鞍上もルメール騎手です、馬券には絡んでくると思うので2,3着で考えましょう

 

函館記念 回顧 見事的中!!!

 

今日の函館記念なのですが、まあ難解なレースでしたね

先週の七夕賞が本当にかすりもしなかったこともあって、ブログには見解をあげずに個人的にやってみました...

 

結果は見事に的中!!

4000円が35580円に!

 

複勝 4枠8番ケイティープライド(13番人気)を2000円

複勝 1枠1番マデイラ(16番人気)を1000円

馬連流しケイティープライド軸5点200円ずつ1000円

8-3,5,6,11,12

を買いました!

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マデイラが惜しくも4着で複勝を逃してしまいました、本当に惜しかったです

ケイティープライドがかなりいいなとは思っていたんですが、なんせ13番人気だったのでどうしても自信がなく、七夕賞のこともあり見解をブログに書くことができませんでした、

しかし、今日のこのレースで少し自信が持てたので次回からは人気に惑わされず、自分を信じて見解も書いていこうと思います!

 

来週の中京記念も頑張るぞー!

 

七夕賞見解

 

 

今日の七夕賞は本当に難解なレースですね

 

だだどうしてもデータ的に8歳馬と8枠の馬は買えないですね...

予想のポイントとしては、先行勢を馬券の中心に考えるのか、差し追い込み勢を中心に考えるのかで別れると思いますが...

 

正直わからなすぎるので、自分は中団で折り合う馬を中心に考えることにしました

 

ということで印は

◎ステラウィンド

◯ヤマニンボワラクテ

▲バーディーイーグル

アルバートドッグ

マーティンボロ

クリールカイザー

☆マジェスティハーツ

☆ウインリバティ

です!

CBC賞 回顧&7/9函館12R 噴火湾特別

 

お久しぶりです

 

先週のCBC賞はダメでしたね...

エイシンブルズアイスノードラゴンが頭でこないというのはあっていたのですが、本命にしたシンデレラボーイがダメでした

 

夏は本当に難しいなと改めて思いました

 

さて今週は七夕賞プロキオンSがありますが、正直見送ろうか迷っています

今日試しに平場を1レースやってみて、当たったらやろうと思い、土曜函館12Rの噴火湾特別をやってみました

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 けっこう自信があったので三連単フォーメーション10点という少点数で勝負しました!

 

が、結果は

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 2.3着が逆でしたね...

これで1万8000円もつくので、本当に悔しいです...

 

まあでも10点でここまで惜しいところまできたというのはプラスに捉えていいかもしれませんね

 

ということで明日もやりたいと思います!

 

お楽しみに!!

 

 

CBC賞 見解

 

いよいよ今日から夏競馬が始まったわけですが...

 

早速今日時間があったのでウインズに行き、馬場状態を見つつ軽く遊びで何レースか買ってみたのですが...

もう全くダメでした笑

 

とても堅く決着するレースもあれば、波乱が起きたりといった感じでイケる気が全くしなかったです笑

いろいろ考えたのですが、正直ラジNIKKEI賞はもう全然わかりません笑

ということで、ラジオNIKKEIに比べればまだわかりそうな中京のCBC賞について見ていきます笑

 

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まずおそらく一番人気になる2枠2番エイシンブルズアイ、この馬は斤量は57kgで鞍上は石橋騎手、正直なところうーんといった感じです、内枠から一旦下げて最後差しに行くんでしょうから内枠はマイナスですね、1,2枠は中京競馬場が新装されていこうCBC賞では一度も圏内に来たことがないというデータもありますし、鞍上もイマイチ不安です、頭では買えないですね...

 

続いておそらく二番人気になるであろう4枠5番ベルカント、中京が得意な藤岡康太騎手ですし、逃げという脚質でこの枠ならプラスですね、斤量も55.5kgなので問題はないでしょう、普通ならば本命にしたいところなのですが...中京での藤岡康太騎手は人気薄の穴馬をもってくるイメージで、人気馬はことごとく飛ばすというイメージがあるんですよね...(かなり勝手なイメージですがw)、馬自体は強いとは思うので圏内を外しはしなそうですが、頭で買う勇気も出ないといったところです

 

スノードラゴンは58.5kgは厳しそうです、一応ヒモで拾いましょう

 

レッドファルクス、サドンストームは優劣つけがたいですね...馬券にはくるとは思いますが、頭はあるんでしょうか...頭として買える要素は騎手くらいですかね

 

そして本命は7枠10番のシンデレラボーイにします

外枠が有利というデータもありますし、なんといってもこの馬の中京での成績が2-1-0-0ということでまだ連対を外してないんです、しかも中京が得意な川田騎手、あまり人気もしていないので思い切ってこの馬からいこうと思います!

 

宝塚記念 回顧

 

宝塚記念の回顧です

 

結果は

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でした

 

当日買い目を発表するといいましたが、前日に徹夜してしまい(まだ大学生なもので課題で忙しかったんです...)、結局発表できませんでした

 

一応前日までに見解で書いていたことと着順をまとめると

1着 マリアライト牝馬買うなら買い

2着 ドゥラメンテ、さすがに買い

3着 キタサンブラック、2,3着づけ

4着 ラブリーデイ、その辺のディープ産駒より十分買い

5着 ステファノス、普通に買うべき

6着 サトノクラウン、重〜なら拾った方がいい

7着 ラストインパクト、穴として買い

と書いていたのでかなりいい線いっていたんじゃないでしょうか笑

16着3番人気 アンビシャス、買えない

12着 タッチングスピーチ牝馬買うならマリア

などもあってましたし笑

 

逆に外してしまったのは

9着 シュヴァルグラン、頭もあるかも買い

15着 トーホウジャッカル、一応ヒモで

などですね

とは言っても、買い目も印も発表してないので疑われても仕方ないですが...

 

まあでも個人的には見事三連単を48点で仕留めることができました!!

 

来週からは苦手な夏競馬なのでやるかどうか迷ってますが、頑張りたいと思います

 

また今日は悲しいニュースがありました

 

ドゥラメンテの引退です

 

凱旋門賞を期待していただけにショックが大きいですが、種牡馬としての活躍を心から願うばかりです

 

では

 

 

宝塚記念 見解③ ハーツクライ産駒その他

 

二回にわたって宝塚記念の見解について書いてきました

 

今回はハーツクライ産駒とその他の馬について見ていきたいと思います

 

まず前々回の記事でも書いたのですが(宝塚記念 見解① キングカメハメハ産駒)、ハーツクライ産駒は宝塚記念の舞台である阪神芝2200mは、キングカメハメハ産駒、ディープインパクト産駒に比べて成績が良くないです

なので基本的には、きても2,3着までという見解です、

では一頭ずつ見ていきます

フェイムゲーム、この馬の戦績をみると明らかにステイヤーで、今回の2200mは距離があっていないのは明らかですね、後ろから末脚一気という競馬ではこのメンバー相手では厳しいのではないでしょうか、展開がはまりハイペースになればヒモで考えていましたが、重馬場に加えキタサンが内枠に入ったのでハイペースは考えずらいので自分は切る予定です

シュヴァルグラン、この馬がハーツクライ産駒の中では一番信頼できます、2200mもこなせますし3200mの天皇賞春もこなせていたので、スタミナがあり重馬場でも大丈夫でしょう、中団からいくこの馬にとってこの枠はプラスですし、福永騎手は阪神得意ですので、頭もあるかもしれません、この馬からの馬単など妙味ありそうで買いたいですね

ワンアンドオンリー、この馬は迷いますね、ここ最近は本当にいいところがなく去年と同じドバイからのローテーションです、が、鞍上は安田記念ロゴタイプを復活させた田辺騎手です、スタートを上手く出して2,3番手でじっとしていて、直線で内から抜くといった感じでしょうか、明日の馬場状態を見て考え直しという感じです、個人的には買いたくはないので明日馬場の内が止まるようでしたら思い切って切れます

カレンミロティック天皇賞春の2着にはやられました、かなり調教で動いていたそうですが、さすがに買えませんでした、前走は完璧に展開がはまりましたが、今回はこの馬と同じ位置からもっとキレる馬が何頭も出ていますし、追い切りも前走に比べるとデキ落ちという記事をどこかで見ました、切っていいと思います

 

余談なのですが、ハーツクライ産駒というのは基本的に晩成タイプなんです、今回出走するシュヴァルグランジャスタウェイをみるとわかるように5,6歳になってから突然強くなる馬が多いんです

しかし、ハーツクライ産駒でどうすれば3歳クラシック戦線で活躍できるかを考えて生まれたのが、ワンアンドオンリーカレンミロティックなんです、というのも母系に短距離血統を入れることで早熟型にしたわけなんです、なので血統的にみればワンアンドオンリーがここ最近いいところがないのは納得なんですよね

血統にはこういう面白さもあるんですね笑

 

さて最後にキンカメ、ディープ、ハーツクライ産駒以外の馬です

キタサンブラック、この馬と武豊騎手のコンビは怖いですが、今回は頭はないと見ています、ドゥラメンテデムーロ騎手も、はやめに仕掛けるとコメントしていますし、先行馬が多い今回は明らかにマークされるのは間違いないでしょう、この馬の後ろにぴったりとつけて、直線でパワーのある馬がキレる脚を使えないキタサンより、速い上がりの脚を使えば楽にかわすことができそうです、2,3着づけといったところです

サトノクラウン外国産馬で、戦績を見ても明らかに重馬場適性はありますね、ですが今年いまいちいいところがない岩田騎手ですし、中団につけたいのに外枠は不利ですね、稍重程度なら消しでいいかと思いますが、重~不良馬場になれば拾った方がいいでしょう

トーホウジャッカル、血統的に見るとスペシャルウィーク産駒はディープ産駒よりパワー系ですし、母父がアメリカ血統で母母はヌレイエフ産駒(詳しくは宝塚記念 見解② ディープインパクト産駒)なのでパワーはありますね、ここ最近の戦績を見ると自信を持っては買えないので一応ヒモで押さえておきましょう、母父がアメリカ血統ですので、重~不良馬場になれば2着もあるかもしれませんね

 

ということで宝塚記念は産駒別に血統というところにフォーカスしてみてきました

どうだったでしょうか、これを見て少し血統というものに興味がわいた、面白いなんて思っていただけたら嬉しいです!

では、

宝塚記念 見解② ディープインパクト産駒

 

今回は宝塚記念に出走するディープインパクト産駒の取捨について書いていこうと思います

頭数も多いですし、ここが一番迷うところですね

 

まず過去3年で馬券圏内にきたディープ産駒を見てみましょう

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何か気づきましたか?

そうです、どの馬も母方にパワーのある血を引いていますね

 

とは言っても、血統がよくわからないという人もいると思うので、個人的な見解ですがざっくりと血統について説明したいと思います

まず前回も書きましたが(宝塚記念 見解① キングカメハメハ産駒)、今年の宝塚記念は時計のかかる馬場なのでパワーがある血統がとても有利です、しかしディープ産駒はパワーがあるというよりは良馬場で末脚炸裂ドカン!といったタイプなのです

なのでディープ産駒であっても母方にパワーのある血が入っていることが宝塚記念で好走する条件なのです

そこで大事になってくるのが、パワー血統です

今回の紹介するパワー血統は、まずミスプロ系(表では青く塗ってあります)と呼ばれるミスタープロスペクターの子孫たちです、

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前回の記事で書きましたが(宝塚記念 見解① キングカメハメハ産駒)、ゴール前に急な坂がある阪神芝2200でディープ産駒より、キンカメ産駒の方が成績がいいのは、キングカメハメハがパワー血統だからなんですね

 

続いてノーザンダンサー系(表では赤く塗ってあります)と呼ばれるノーザンダンサーの子孫たちです、有名どころでは

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ディープ産駒であってもこれらの馬たちの血が二代、三代以内など近いところに入っていれば、血統的に多少パワーもあるディープ産駒と言えると思います

 

さて本題に戻ってもう一度過去3年馬券圏内のディープ産駒を見てみましょう

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まずパッと見てわかるのが、ディープ×ミスプロ系×ノーザン系(青と赤の両方持っている)と、ディープ×ノーザン系(赤のみ持っている)が多いですね、しかしディープ×ミスプロ系(青のみ持っている)はあまりきていませんね

 

ここで注意が必要なのがディープ×ノーザン系(赤のみ持っている)の馬たちです

というのは過去3年で圏内にきているディープ×ノーザン系(赤のみ持っている)を見てみると、ショウナンパンドラの母父フレンチデピュティはアメリカ血統のノーザンダンサー系であるヴァイスリージェント系という系統であり、ジェンティルドンナは欧州型のノーザンダンサー系ですが、母母がアメリカ血統の馬です

要するにディープ×ノーザン系(赤のみを持っている)では、アメリカ血統が入っていた方が良いということです、アメリカ血統はパワーがあることが多いので、注意してみた方が良さげです

 

今年出走するディープ産駒は

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まず好走パターンに多いディープ×ミスプロ系×ノーザン系(青と赤両方持っている)の馬は、ラストインパクトだけでした、人気はありませんが枠もいいですしここは買いです

次にディープ×ノーザン系(赤のみ持っている)はステファノスタッチングスピーチの二頭でした、注意点であるアメリカ血統を持っているかどうかなのですが、ステファノスは母父がアメリカ血統のヴァイスリージェント系のクロフネなのでクリア、タッチングスピーチサドラーズウェルズというアメリカ血統のノーザンダンサー系なのでクリアです、ですからステファノスは普通に買いですが、タッチングスピーチ牝馬ということなので一旦保留です(最後にまた触れます)

最後にディープ×ミスプロ系(青のみ持っている)のアンビシャスとマリアライトです、過去3年からするとあまりきていないので強く推せませんが、マリアライトは母母がアメリカ血統なのでアンビシャスに比べたら買いです

過去3年、ショウナンパンドラヴィルシーナジェンティルドンナ牝馬のディープ産駒が圏内にきているので、牝馬で買うとすればマリアライトでしょう

血統的にはタッチングスピーチの方がいいのですが、調べてみると過去3年の牝馬はどれも7番手よりも前で競馬をしていました、なのでかなり後ろから競馬をするタッチングスピーチは、いくら血統がよくてもさすがに牡馬相手で末脚一気はきついのではないかと感じます、血統的には少し劣りますがアメリカ血統の力を信じて中団で競馬ができるマリアライトをお勧めします

 

ここまで血統という観点から見て、ディープ産駒の取捨について見解を述べてきました、結論としては

ラストインパクトは血統がかなりよく、穴としては面白い

ステファノスは血統が普通にいいので買うべき

牝馬を買うのであれば、マリアライト

サトノノブレス、アンビシャスは血統的には買えない(アンビシャスは道悪が苦手だと陣営がコメントしているので、雨が降れば自信を持って消せますね)

といったところです

 

あくまでもこれは血統という観点での見解ですが、正直宝塚記念は血統くらいしか優劣つけられるところがないので、普段より血統を重視して予想をしてみてはいかがでしょうか